車屋さんでも、
うちはご存知かと思いますが、いちおう車屋さん。
ですが、扱わないと知らないこともあります。
今回、業者さんからの依頼で車検代行を依頼されたのですが、いざ引き取りに行くと、その車はハイドロ車でした。
ただ、公認済みで、現状固定してあって、車検も通るとの話だったので、そのまま引き取り、点検後に車検場へ。。。
すると、検査官、車検証を見て
検査官:「原点復帰の確認をしたいのですが。」
自分:「・・・?」
ハイドロは、数年前に車検を依頼されとったことはありましたが、その際は車検時には動かないようにしてありました。
ただ、今回は、、、
車検証の備考欄に「緩衝装置」とかいろいろ記載があり、検査官いわく、改造申請の際に原点復帰回路が付いていたことになるらしいです。
社外のハイドロやエアサス装着車で、走行中に上下できたり任意の車高のまま走行ができてしまう車両は、公認はとれていても、保安基準不適合になり車検がとれません。そこで、原点復帰装置と呼ばれる装置を付け、車が動く際は、適正な高さになり、また走行中は高さが変わらないようにする装置なんだそうです。(う〜ん、勉強になった!)
で、持ち主さんへ聞いたところ、原点復帰装置は知っていたようで、
持ち主:「原点復帰装置が無いと難しいですか?」と。
自分:「いや、難しいではなく、無いと通らないのですが。。。」
なんでも、前回の車検時に、ショップでお願いし公認をとったそうですが、やはり専門のショップは高いらしく、業者さんへ依頼したそうです。
そうは言っても、うちは原点復帰装置なんて持っていません。(普通のお店は持ってないでしょう。)
たぶん、ショップさんは、「機械を持っているから、うちは車検通せますよ。」と言って、機械代やら脱着代やら車検にプラスされ高くなっちゃうんでしょうね。
ま、それは仕方ないことです。
どうしてもうちで車検をとるには、原点復帰装置を用意してもらうしかありません。
それが無理なら、専門のショップへ持ち込むしかないです。
というわけで、うちでもできない車検はあります。
もし改造車を持ち込む場合、ご連絡の際、お話して頂き、一度お見せください。